どーも!かもしかお(@FireShikao)です。
今回はまだまだ間に合うジュニアNISAの口座開設方法を説明していきます。
これを読めば子供一人につき年80万の非課税枠を2023年まで確保できます。
僕もスタート遅れましたが活用しております。
各種積立設定などはこちらの記事で紹介しています。
⇒インデックス投資購入銘柄及び金額設定を公開【2021年10月時点】
簡単なので、お子様の為に是非取り組んでいきましょう。
- 子供がいるご夫婦
- NISA枠を使い切り、次の投資先を迷っている人
- ジュニアNISAはもう間に合わないと思っている人
- 気になるけどやり方わからないので放置している人
- 子供にも投資に触れてほしいと考えている人
記事作成者の生態はこちらになります。※2022/2/5追記

それでは説明していきます。
ジュニアNISAとは
利用できる方 日本にお住まいの0歳~19歳の方(口座を開設する年の1月1日現在) 非課税対象 株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益 口座開設可能数 1人1口座 非課税投資枠 新規投資額で毎年80万円が上限(*1) 非課税期間 最長5年間(*2) 投資可能期間 2016年~2023年(*3) 運用管理者 口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族(両親・祖父母等)(*4) 払出し 18歳までは払出し制限あり。(*5) *1 …未使用分があっても翌年以降への繰り越しはできません。
*2 …期間終了後、新たな非課税投資枠への移管(ロールオーバー)による継続保有が可能です。
*3 …2023年12月末以降、当初の非課税期間(5年間)の満了を迎えても、一定の金額までは20歳になるまで引き続き非課税で保有できます。
*4 …金融機関によって異なる場合がありますので、口座を開設される金融機関にお問い合わせください。
*5 …3月31日時点で18歳である年の前年12月31日までの間は、原則として払出しができません。ただし、災害等やむを得ない場合には、非課税での払出しが可能です。
金融庁HPより引用
こういった内容でスタートしましたが、2023年制度終了にともない一部改訂されております。
- 非課税枠は18歳(その年の3月31日時点で18歳である年の1月1日以降)まで
- 2024年以降は取り出し可能
この改定により非常に使いやすいものになりました。
ただし、投資運用になりますのでリスクもきちんと理解しておいてください。
- 元本保証ではない
- 2023年以降の新規購入はできない
- 2023年までは取り出し出来ない
- 親の資金から入金する場合は贈与税の対象
- 成人後には自動では一般NISAに移管されず課税口座に移される
ジュニアNISA まだ間に合う?
2022年に口座開設した場合、2年の運用になり子供1人につき160万円の運用枠になります。
以下のようなメリットがあります。
160万円での複利効果
インデックス投資信託で運用した場合、利回り5%程度は期待できます。
もちろんそれより下回る可能性もあります。
可能性だけで言えば伸びる可能性もありますので、8%、10%という数値でも見ていきましょう。
まずは0歳、3歳、5歳のお子様を例として、3通りの想定利回りにて18歳まで運用した場合の利益額を算出してみました。
『ke!san』という様々な計算をしてくれるサイトを使用します。
こちらには積立投資における複利効果の確認を出来ますので、投資をしていくのであれば長期投資のシミュレーションする際に便利です。

160万投資 | 想定利回り 5% | 想定利回り 8% | 想定利回り 10% |
年齢 0歳 | +213万 | +460万 | +710万 |
年齢 3歳 | +161万 | +328万 | +485万 |
年齢 5歳 | +117万 | +225万 | +318万 |
課税口座だった場合に発生する上記金額に対するおおよその税金額はこちらです。
想定利回り 5% | 想定利回り 8% | 想定利回り 10% | |
年齢 0歳 | 40万 | 90万 | 140万 |
年齢 3歳 | 32万 | 65万 | 96万 |
年齢 5歳 | 22万 | 45万 | 63万 |
これらの税金が0になりますので、今からでも長期運用される場合は十分にメリットがあることがわかるかと思います。
明確な生前贈与の証明
お子様に資産を残したいと考えられていて、生前贈与を実施しようとしている方にはお勧めかと思います。
お子様の口座であっても、実質管理されているのが親の場合は贈与したことが認められず、結局最終的に贈与税が発生してしまうケースがあるようです。
もちろんきちんと書面等で証明できる状態 あるいは 少しだけ非課税限度から超えて あえて税金を支払う事できちんと贈与していく方法もあります。
しかし、どうせ贈与するのあれば 僕は明確に子供に贈与している証明 と 資産運用を両立できるジュニアNISAをおすすめしています。
色々な使用用途を想定できる
主に想定されているのは教育資金かと思いますが、お子様たちの自由資金として将来渡すものとして残しておくのも良いかもしれません。
- 大学費用
- 一人暮らし費用
- 結婚資金
- 車購入費用
- お子様のマイホーム購入費用
子供へのマネーリテラシー教育
最後の利用目的としては子供のマネーリテラシー教育の一環として一緒に運用する事です。
昨今の流れとして、金融資産資産に対する知識が必要というのが常識になっておきております。
小さい頃から一緒に運用していく事で、投資に対する知識を蓄えることが可能であり、正しく投資のリスクを判断して利用するしないを判断できるようになります。
知らないから使わない。というのは機会損失にしかなりませんので、こういった機会に家族で一緒にお話しするのは良い機会だと思います。
ジュニアNISA口座開設に必要なもの(楽天証券)
それでは口座開設に向けて準備を進めていきましょう。
用意する必要があるものは下記となります。
- 登録親権者(親あるいは後見人)の楽天証券口座
- 登録親権者とお子様が記載された住民票 ※同居の場合
- お子様の住民票 ※非同居の場合
- 戸籍謄本 あるいは 戸籍全部事項証明書 ※非同居の場合
- 登録親権者の本人確認書類
- 子供名義の銀行口座
登録親権者(親あるいは後見人)の楽天証券口座
自分の楽天証券口座はお持ちでしょうか?
未開設であればこちらも開設が必要です。
もし投資自体が初めてという事であれば、ジュニアNISAの前に一般NISAやつみたてNISAも利用する事をお勧めしますので同時に開設していきましょう。
登録親権者とお子様が記載された住民票 ※同居の場合
登録親権者とお子様が記載されている住民票の写しが必要です。(コピー可)
住民票は以下の点が必須です。
- お子様のマイナンバーの記載があること
- 申込者の記載およびお子様との続柄の記載があること
- 発行から6ヶ月以内であること
- 発行元印が鮮明であること
世帯全員が記載された住民票が必要です。
お子様のみの住民票では不備となります。
PCから書類を提出される場合は事前にPCへ必要書類の画像を保存ください。文字が鮮明に読み取れるものにしましょう。
お子様の住民票 ※非同居の場合
お子様と同居されていない場合はお子様の住民票が必要です。(コピー可)
住民票は以下の点が必須となります。
- お子様のマイナンバーの記載があること
- 発行から6ヶ月以内であること
- 発行元印が鮮明であること
PCから書類を提出される場合は事前にPCへ必要書類の画像を保存ください。文字が鮮明に読み取れるものにしましょう。
戸籍謄本 あるいは 戸籍全部事項証明書 ※非同居の場合
戸籍謄本は以下の点が必要となります。
- 発行から6ヶ月以内であること
- 発行元印が鮮明であること
- 登録親権者との「続柄」が証明できるように申込者と口座名義人(お子様)の記載があること
登録親権者の本人確認書類
運転免許書当の登録親権者ご本人のお名前、ご住所、生年月日が明瞭に確認できる書類をご提出が必要です。
運転免許証をお持ちでない方はマイナンバーカードや住民票等でも対応可能です。
詳細は下記を確認ください。
子供名義の銀行口座
ここで注意してもらいたいのが「子供名義の銀行口座」です。
開設する子供の証券口座へは本人名義の口座からしか入金できません。
もし開設していなければ並行して開設申請してください。
新規開設するのであれば、振替等がしやすい「楽天銀行」での開設がおすすめです。
<参考>キャンペーンはやってる?
こういった口座開設などはよくキャンペーンを実施しています。
知らないと損なので実施しているのであれば応募してから開設依頼しましょう。
2021年11月現在では未成年証券口座対象のキャンペーンはなさそうです。
楽天銀行の未成年口座開設は定期的にキャンペーンを実施しているのでぜひ利用しましょう。

ジュニアNISA口座 始め方(楽天証券)※画像付
早速サイトから申請していきましょう。
WEBで済ませる方法もありますが、今回は書類郵送で対応するケースでお話しします。
主に4STEPで開設が可能です。
- WEBサイトから未成年、ジュニアNISA口座 同時開設を申込
- 楽天証券から届く書類を記載及び必要書類を同封して返送
- 未成年口座手続きの完了したら、簡易書留で書類(ログインID,PASS)が届く
- ジュニアNISA口座の開設手続き完了後、取引開始
未成年口座、ジュニアNISA 同時開設を申込
まずは楽天証券のサイトへ飛んでNISAページに行ってください。
そこからは下記の通りに進めていきましょう。





次は住所等の情報を記載していきます。
ここまでと同様に各項目を指示に従って記載してください。
特に難しい内容等はありませんので必要事項埋めていきましょう。
楽天証券から届く書類を記載及び必要書類を同封して返送
申込み完了後、2~3日後に口座開設書類の封筒が届きます。
封筒の中には下記が同封されています。
①未成年総合取引口座開設申込書
②未成年者のマイナンバー通知届出書
上記に必要事項を記載して先に説明しました必要書類と合わせて口座申込書類を返送します。(返信用封筒も同封されてます。)
書類を返送後、申請時に登録したアドレスに楽天証券から”受領しました”との連絡があります。
未成年口座手続きの完了したら、簡易書留で書類が届く
未成年口座の開設手続きが完了したら、メールでお知らせが届きます。
ログインIDとパスワードが記載された書類が簡易書留で1週間ほどで届きます。


届いたログイン情報のお知らせを見ながら、ログインします。
その後、お取引開始までにログインパスワードの変更や暗証番号の設定などの初期設定をします。
ジュニアNISA口座の開設手続き完了後、取引開始!
未成年口座の開設完了のお知らせの後、
”ジュニアNISA口座開設届出書を受け付けました。税務署の審査ならびに口座開設のお手続きが完了いたしましたら、メールおよびログイン後のお知らせ画面で連絡いたします”
というメールが届きます。
1週間ほどして
”ジュニアNISA口座の開設手続きが完了しました。
このメールが配信された翌営業日からジュニアNISA口座でお取引ができます”
という連絡がありました。
今回は未成年口座とジュニアNISA口座を同時申込みしているので、追加の対応は特に必要ありません。
未成年口座へ入金→ジュニアNISA口座へ入金してからいよいよ取引が開始となります。
最後に
本記事ではジュニアNISAが今からでも十分にメリットがあることと開設手順も簡単であることを説明してきました。
改めてメリットをあげると下記4点です。
- 160万円の非課税枠による複利効果
- 生前贈与の証明
- 使用用途の多様化
- 子供へのマネーリテラシー教育
そしてこのメリットを享受するためのジュニアNISA開設手順も4STEPです。
- WEBサイトから未成年、ジュニアNISA口座 同時開設を申込
- 楽天証券から届く書類を記載及び必要書類を同封して返送
- 未成年口座手続きの完了したら、簡易書留で書類(ログインID,PASS)が届く
- ジュニアNISA口座の開設手続き完了後、取引開始
とっても簡単な手順で開設が出来て大きなメリットが得られます。
まだ開設していない方はこの記事を参考に開設していきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
FIRE関連記事のサイトマップはこちら!
⇒FIREまでの軌跡サイトマップ
